不動産投資とは、利益を得る目的で不動産事業に資金を投下すること。 具体的には投資した不動産を人に貸して、定期的に賃料という利益を受け取るインカムゲインと、 その不動産を購入した金額以上でのキャピタルゲインを期待する。
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不動産投資の概要
不動産投資は「ミドルリスク、ミドルリターン」の投資商品と言われる。不動産は賃料の下落や空室などにより予定していた収入が見込めない場合や不動産の価格が下落してしまったり、場合によっては地震などによって建物が倒壊してしまうリスク、すなわち危険性を伴っているが、基本的には土地がある限り価値がゼロになるという可能性は極めて低い。
バブル時は、キャピタルゲインを狙った不動産投資が主流だったが、バブル崩壊後アメリカの不動産投資指標として収益還元方的な考えで不動産投資が現在の主流となる。また近年は低金利、インフレの為不動産投資時期としては、良い環境と考える。
アメリカ不動産投資のメリット
アメリカで不動産を買うことのメリットとして、市場の取引制度が成熟している点が挙げられる。買主保護がしっかりしており、必ずしも本人が実際に物件を見なくとも、プロの鑑定人や代行業者に依頼することで、遠隔地からでも正確に物件の状態を把握することができる。また、ファイナンシングの上でも自由度が高く、アイデア次第で投資効率を飛躍的に高めることが可能な市場である。アメリカ不動産投資のメリット
* アプレイザー(物件査定:物件の相場を鑑定してくれる)* インスペクター(物件調査:物件の状態・修繕必要箇所などを鑑定)
* タイトルカンパニー(名義書き換え・物件引渡しの仲介・保証)
などがある。これら業務は、日本国内であれば不動産会社が全て代行する場合が多い。ただし、日本の不動産会社の場合、業務の境界が曖昧で、何でもやる印象があるが、同時に器用貧乏な側面も見受けられる。それに対し、アメリカの不動産取引では、各スキルごとに細分化されたプロフェッショナルが専門的な依頼を受けることになっている。
アメリカ不動産の主な代行業
アプレイザル不動産査定レポートのこと。不動産の適正価格を客観的に評価したもの。アプレイザル(appraisal)は、アプレイザー(appraiser) という専門家によって作成される。アプレイザーになるには、州の認可を受けた専門学校に通い、試験に合格する必要がある。
日本のように、一度試験に受かれば、あとは自動更新されるというものではなく、定期的に講習を受けたりしながら、最新の情報を学び続けてゆくことが要求される。査定のしかたは、「近隣の類似物件の売買価格」「同様の物件の新築コスト」「予想賃貸収入」などを総合的に勘案しながら、見積もりを作成する。アメリカは不動産の売買件数が多く、しかもそれらの情報が全て公開されるので、近隣物件の情報を集めることは難しくない。
インスペクション
インスペクション(inspection)とは、専門家が「建物の状態を調査すること」である。インスペクションを行う専門家をインスペクター (inspector)と呼び、彼等は州政府の認可を受けている。インスペクションの内容は、屋根や階段の状態はもちろん、備え付けのシャワーから電子レンジにまで及ぶ。作動状況や故障の箇所、修理の要否を調査してゆく。
物件購入後に予想外の欠陥が出てこないためにも、購入前にインスペクターによる綿密な調査を行うことが必須である。熟練のインスペクターであれば、ただ問題の箇所を発見するだけにとどまらない。たとえば「次の修理は大体○○年先」といった将来的な見通しについてもアドバイスをくれる。信頼の置けるインスペクターとのコネを持つことが、遠隔地からの米国不動産投資においては最重要課題。
タイトルカンパニー
物件の売買において、所有権移転を代行してくれるのが「タイトルカンパニー(title company)」である。タイトルカンパニーは、権利瑕疵保険(title policy)の発行や、物件代金の入金を確認後、購入者には物件占有権を引き渡し、売主には代金を送金する。
このように、取引の円滑を第三者的に担保する業者である。タイトルカンパニーを経由することによって、買主・売主の双方が安心して取引することができる。タイトルカンパニーに手続きを頼むと手数料が必要だが、安心を買うと思えば決して高いわけではない。支払いの受け持ちは、州の慣行や交渉次第。買主と売主とで費用を折半したりもする。
(出典:ウィキペディア)